本日から、人権教育集中学習が始まります。そこで、校長による人権の道徳授業を行いました。今回は、コロナ差別について取り上げました。
1・2年生は、「せきをした くまさん」を資料として、「ともだちをたいせつにするために、できることは、どんなこと?」というめあてで、考えたり意見を交流したりしました。「意地悪を言われている人がいたら、助けてあげる。できない人は、大人に助けてもらう。」といった意見が出ました。
3・4年生は、「言えなかった言葉」という資料で、「友達を大切にするには、どうしたらいいか。」について、考えました。咳をしている友達について、「コロナかもしれないから、話をしない方がいいよ。」と言っている人に反論できるか…について話し合いました。
5・6年生は、「うわさ話」という資料で、偏見や差別につながる言葉はないか考え、実際に自分はそうした言葉を言っている人にどう対処するかを考えました。「言い方を考えて伝える。」「自分で言えなくても、他の人に助けを求める。」「問い返して、自分で気付いてもらう。」など、高学年らしいじっくり考えた意見を言うことができました。